捻挫対処法|自宅でできる5つのストレッチ法
2024/03/12
スポーツや日常生活で、ついついついてしまう足首の捻挫。病院での診察や治療には時間がかかり、いつも負担のある日常生活にも支障が出るかもしれません。そんなときは、自宅で手軽にできるストレッチを取り入れて、自己治療をすると良いでしょう。今回は、簡単にできる5つの捻挫対処ストレッチをご紹介します。
目次
捻挫とは?
捻挫とは、一般的に関節が強く曲がったり、回転した際に、靭帯や軟組織が損傷を受けることを指します。具体的には、足首や手首、膝などの関節が捻じれたり、ひねられたりすることが主な原因とされています。捻挫を受けた場合、直接的な痛みや腫れ、内出血などの症状が現れることが多く、軽症の場合は自然治癒することもありますが、重度の場合は手術が必要となることもあります。スポーツ選手や運動をする人に多く見られる傾向があり、特にサッカーや陸上競技など、激しい身体運動を行う競技においては、怪我のリスクが高いとされています。捻挫を予防するためには、体のストレッチや運動を行い、筋肉を強化することが重要です。また、怪我をしている場合は、適切な治療を行い、早期に回復することが大切です。
ストレッチのメリット
ストレッチとは体を柔軟にし、筋肉を伸ばすことで、身体に様々なメリットをもたらすエクササイズ方法です。ストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性が高まり、マッサージのような効果もあり、身体の緊張を緩和する効果が期待できます。また、ストレッチを行うことが、大きな効果があると言われているのが、関節の機能性向上効果です。関節を動かすことで、軟骨の養分が適切に行き渡り、老廃物が除かれるため、関節痛の予防や改善が期待できます。また、余分な脂肪を燃焼させる効果もうたわれており、運動不足の方にもおすすめです。更に、ストレッチを行うことで、姿勢の改善や、運動時の怪我の予防効果もあります。身体を動かす上での柔軟性を養い、健康維持に繋げるためにも、ストレッチは積極的に取り入れたいエクササイズ方法です。
自宅でできる捻挫に効果的なストレッチ ①
捻挫は、日常生活で簡単に起こる怪我のひとつで、足首や手首などの関節が強く動かされ、筋肉や靭帯が傷ついてしまう状態です。捻挫をした場合、早期の治療が必要ですが、自宅で行えるストレッチも有効です。 捻挫後には、患部の筋肉をしっかりと伸ばすストレッチが効果的です。足首を捻挫した場合は、壁に向かって立ち、一方の足を前に出し、もう一方の足を後ろに引いて、膝が90度になるようにして立ちます。これを繰り返すことで、足首の筋肉を伸ばすことができます。 また、手首を捻挫した場合には、腕を前に伸ばし、手首を前方に反らすというストレッチが効果的です。手首をゆっくりと反らせば、手首の靭帯が伸び、手関節の可動域が広がります。 捻挫をした場合、安静にしているだけでは回復が遅れるため、ストレッチを行うことが重要です。自宅で手軽に行えるストレッチを取り入れて、早期の回復を目指しましょう。ただし、痛みが強い場合は無理をせず、医師の指導を受けるようにしましょう。
自宅でできる捻挫に効果的なストレッチ ②
捻挫は、日常生活でよくあるけがの一つです。捻挫を治療するために、ストレッチは非常に有効であることが知られています。しかし、気をつけなければいけないことは、捻挫をした部位を過度に負荷をかけないことです。 家で簡単にできる捻挫に対して有効なストレッチを紹介しましょう。まずは、足首を捻挫した場合です。座った状態で、足首を前に出して、足の裏を床につけます。その状態で、足首を上げ下げを10回ずつ行います。次に、足の裏を床につけ、足首を左右に動かします。これも10回ずつ行います。 次に、膝を捻挫した場合のストレッチを紹介します。座り、膝を曲げ、踵を床につけます。その状態で、足先を上げ下げを10回ずつ行います。次に、両方の足を外側に広げ、膝を伸ばします。その状態で少し前に傾けるようにして、手を床につけます。この状態で、10秒ほどキープします。 以上は、自宅で簡単にできる、捻挫に効果的なストレッチの紹介です。捻挫などけがをした場合は、無理をしすぎないようにしっかりと治療をすることが大切です。
自宅でできる捻挫に効果的なストレッチ ③
捻挫には、早期の適切な治療が大切です。ストレッチは捻挫の症状を改善するのに役立ちます。前回に引き続き、自宅でできる捻挫に効果的なストレッチを紹介します。 ③インナーローテーション 足を軽く開いて、膝を曲げます。その後、片方の足を内側に回転させ、つま先を内側に向けます。そのまま15秒間キープし、もう片方も同様に行います。このストレッチは、足首の捻挫に効果的です。 ストレッチを行う前は、軽い有酸素運動を行ってから行いましょう。また、ストレッチ中に痛みや違和感を感じた場合は、無理をせずに中止してください。 捻挫には、ストレッチだけではなく、安静、冷却、圧迫、挙上も併用して治療することが望ましいです。症状が長期化する場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。